なぜ児童文学なのか? その6

宮沢賢治

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なぜ児童文学なのか? その5
前記事の続きです 何か新しいことを教えられる教師など どこにもいない 彼は 私たちが常に知っていた事柄を 思い出す手助けをすることしかできない 『ENIGMA 3 : LE ROI EST MORT. VIVE LE ROI ! 』より Enigma 3: Le Roi Est Mort, Vive Le Roi! posted with カエ...

「じゃ誰も進歩することに、関心を持ってないの?」
「言いたいことがよく、分からないな」
「ほかの人に差をつけて、抜き出ることだよ」
「より高い進歩度を持つことかな? それなら、精神訓練があるけどね」
「その度数のことじゃないよ」
「じゃ何なの?」
「他人より、よけいに持つことだよ」
「よけいに持つって、何を持つんだい。ペドゥリート」
「お金だよ」
(エンリケ・バリオス作『アミ 小さな宇宙人』より)

キタ、お金の話❤️

 

 

 

「ここには、お金は存在していないよ…」
(エンリケ・バリオス作『アミ 小さな宇宙人』より)

なんやの、この本! お金がない世界の話なんて私らには何の足しにもならないじゃないの!

騙されたな、おばさんよwww(わーるどわいどうぇぶ)

でも、この本はこの地球で売られたのよ。そしてベストセラーになったの。

つまり、たんまり儲かったってわけだな。

もう騙されたくないわ。

騙したことにはならないよ。「おとぎ話です」と最初に断っているんだから。

それに千数百円の本なんだし。

この本は「人を幸福にしないシステム」について書いてあります。お金がその一端を担っていることがあるので、進んだ社会システムとしてお金の存在しない文化が描かれているのかもしれませんね。

けど、未開人でもない限り、どこの誰がお金なしで暮らせるのよ、アホくさ!

未来への提案と考えてみてもいいんじゃないかなぁ。

私が生きているうちには無理ね。どうでもいいわ。

それは否定せんわwww

腹たつわぁ、この男!

おばさん、『モモ』の話を思い出して。便利になったはずが、そうでもないわけはなぜなのか、そこを考えて、そこから脱出できたらどうかしら?

それができれば、みんなやってるわよ。

今の地球で、お金なしに生きるのはとても困難ですから、お金について見てみましょう。お金がどのように宗教と芸術に関係しているかも見れますよ。

8人の金持ちが世界人口の半分の資産と同じ金を持ってんの?! なんか狂ってない?

でも、おばさんもお金いっぱい欲しいんでしょ?

みんなにその欲求がある限り、お金持ちを誰も責めることはできないわ。

そうかもしれないけど、なんか、おかしくない? 誰の都合でルール作ってんのよ?

お金は寂しがり屋だから、お金があるところに集まるって言う人いるよ。

何のんきなこと言ってるのよ。高利貸しが半年分の利子として借り手の年収8年分要求するとか、無茶すぎやないの。

利子を「時が富を生む魔術」とか言ってたね。

『モモ』の物語で言ってた時間泥棒って、こういうのもあるのね。

1万年前には利子が存在してたというんだから、相当古くからの歴史ね。

紀元前2400年頃にはすでに財政難に陥った農民に担保をとって貸付をしていたんですね。

 

宮沢賢治のお父さんも、その仕事をしていたんだ。その気になれば三井や住友と並ぶような財閥にもなれたらしいよ。

だったら、そうなればよかったじゃねぇか。

宮沢賢治のお父さんは、熱心な仏教徒だったから、その教えに反することをしたくなかったんじゃないかな。

聖書が利子を禁じていたように、宗教は人々の道徳の基盤でもありましたからね。

賢治さんはお父さんの仕事に納得できずに、農民を助けたいと思ったのよね。

 

宗教の話、苦手やわ。それが原因で対立したり殺し合ったり…

アルバート・アインシュタイン
アルバート・アインシュタイン

道徳は、最も重要なことです。神にとってではなく、わたしたちにとって。
(アルバート・アインシュタイン)

古典的な宗教の多くは、この世界がどのようにして作られたのかという問いに始まっていて、それは科学と出発点を同じにしているんです。

だけど科学と大きく離れていったのは、一つのコミュニティーがうまく機能していくように法律的な位置付けを持ったことのようね。

『十戒』なんて分かりやすいくらい「ルール」だよね。

あれ「〇〇してはならない」のオンパレードでしょ。そうそう思い出した! 「神の名をみだりに称えてはならない」とかって、あれも結局ハリポタの「名前を言ってはいけないあの人」みたいな感じしちゃうわ。ほら、ヴォ、ヴォル

ヴォルシェビキ

知らんわ、もう! 思うんやけどさぁ、「神様が言うたことやから」てことにしとけば、恐れ多くて逆らえんから神様と法律を結びつけたんと違う?

多くの宗教は為政者に利用されていますね。

 

ユダヤ教だけ利子を禁止してなかったんだね。

仲間には利子をつけたらいけなくて、仲間以外は利子つけていいてことやろ。それ、差別やないの。

お金持ちは街の人たちの妬みを買うから教会に寄付したんだね。

わたし、そこがようわからんわ。妬み買うからお返しするいうくらいやったら、最初から取る金額下げればいいんと違う? どこかの社長が何億寄付したとか聞くと「それ私らが払うた金やろ」て思うもん。余分に金取っておいて、他人の金で一人だけ善人気取りやないの。ずるいわぁ。

おばさん、そう思うなら、おばさん自身がお金を得るためにどうすべきか、そっちを考えた方が得じゃないかしら。

お金持ちたちが芸術家のパトロンになってくれたおかげで、ルネサンスが起きたみたいだしね。

おばちゃんは芸術活動を助けそうにはねぇな。

あんたかて、そうやろ!

俺は電子陽子のパトロンだぜ

はぁ? 電子と陽子が芸術と何の関係があるのよ。

ちげーよ! デンコとヨーコ、絵玲木姉妹だよ。知らねぇのかよ。
※架空のユニット名です。実在の人物や団体とは関係ありません。

知らないわよ、そんなの。

そこらのミーハー系アイドルとはわけが違う実力派歌手だぜ。あの二人が今よりもっと活躍するようにCD何枚も買ってるんだ。

……「バカじゃないの」て思うけど言わない

そのデンコちゃんとヨーコちゃん、あなたが大金持ちだったらもっと運命が変わるかもね。

もしかして、お金持ちが芸術の流行を裏で操ってたりするのかしら?

そうだとしても、それはきっとトップにしか分からない秘密かもね。

TO BE CONTINUE


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なぜ児童文学なのか? その7
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