ある方から、私の声がご親戚の声にそっくりだとお聞きしました。
ご親戚は既にお亡くなりになっているそうで、私の声を聞くとそのご親戚を思い出すそうです。
歌の上手な方だったそうです。
私の声がそんな風に聞かれていることもあるのだなぁと思うと感慨深いです。
その方との良い思い出が蘇るような歌を唄えたらいいなと思います
(^ ^)
他に「上を向いて歩こう」をリクエスト下さった方もいました。
「上を向いて歩こう」は私も大好きな歌です。いつか歌って発表してみたいです。
似ているといえば…
思い出すことがあって、それを書きます。
ずいぶん昔の話ですが、ご近所さんや親戚から「この間〇〇デパートにいたでしょう。声かけたけど気づかなかったみたい」とか「この間、お店にいたから声かけたのに挨拶も返さないで行ってしまった」とか何度も言われることがありました。
〇〇デパート行ってないし…
そういうことが度重なった後、その話は「〇〇デパートで見かけて声かけたのに、何度呼んでも知らんふりしてると思ったら、違う人だった」「〇〇デパートにあなたにそっくりの人がいるよ」というふうに変わっていきました。
親戚やご近所さんが見間違うほどの私のそっくりさんとは、どんな人なのだろう???
会ってみたいような、怖いような…
この世にもう一人存在する自分…ドッペルゲンガーかよっ!
何階の何売り場にいるのか聞いていた私は、ある日そのデパートに買い物に行った際に、その売り場に寄ってみました。
ドキドキ
ドキドキ
じゃぁ〜〜〜〜〜〜〜んっ! イターーーーーーーー!!!!
なんとも言えない不思議な気分でした。
なんでその人と私を、躊躇なく声かけるほど見間違うのか不思議だったのです。
向こうは私が羨ましく思うほどの男前さんでした。
私自身はというとコンプレックスの塊みたいなもんでしたから「えーっ、こんなハンサムさんと間違えられたんかいっ!」と、ちょっとルンルン(笑)
その直後には「あっちの外見と取り替えたい」とか思ったり。
まぁ取り替えはできないので、すぐに自分の現実を思い、ため息…
会う前は「自分のどんな嫌なところを客観視することになるか」みたいな不安な気持ちでしたが、想像と違う男前さんだったことは、今思えばすごくラッキーだったなと思います。
よほどの自信家でもない限り、自分の姿を完璧だと思っているような人はほとんどいないと思いますが、自分が嫌だなと思うところが如実に反映されているような外見の人を「似てる」と言われたら、もしかするとかなり落ち込んだりしたかもしれません。
皆さんは、ありませんか? 芸能人や有名人の誰さんに似てるとか言われたこと。
私も何人かの有名人に似てると言われたことがありますが、言われて嬉しい人の場合と、いまいち嬉しくない場合がありました。
いまいち嬉しくない場合というのは、自分自身であまり好きではないところが似ている場合なのでしょうね。
でも、言ってる相手はきっと褒め言葉だったはずです。
そうそう、有名人といえば、やはりデパートで見知らぬおばちゃんから「〇〇選手ですよね?」と、あるスポーツ選手と間違えられて声をかけられたことがありました(^o^)
私も尊敬する選手でしたし外見も好きでしたから、間違えられて嬉しかったです(笑)
しかし、人ってけっこう視覚情報が曖昧なものなんだなぁと思います。
私がこれまで「似ている」と言われたり、本人と間違えられた有名人を全て羅列したら、きっとそれらの人々の顔立ちにはなかなか共通項が見つからないだろうと思います。
こんなこともありました。
ある日のこと、あるスーパーでちょっと買い物の妻を駐車場で待っていると、見知らぬ男性が車の中で私を見てニッコリ笑っておじぎするのです。
誰??? 会ったのに忘れてしまった人???
いやいや絶対に会ってない、知らない人だ。
ん? もしかして私の背後に誰かいる?
振り返ってみると、ただの壁… そばに誰もいません。
もう一度その男性の顔を確かめるけど、やっぱり知らない。
相手は相変わらずにこやかに笑顔で会釈を繰り返しています。
こんな時どうすべきなんでしょう???
笑顔で会釈を返せばいいのでしょうか?
待てよ、待てよ… どこかで会ったことあるのに完全に忘れてるのか????
自分がどんな顔をすべきか分からぬままに、笑顔の相手を遠目で確認しながら、頭の中はめまぐるしく記憶倉庫を巡回!!
相手の男性はとうとう車のドアを開けて降りてきました。
ニッコリ笑ったまま、こちらに近づいてきます。
誰? 誰?? 誰???💦
「こんにちわ!」
まるで久々に会う友人から挨拶されたかのような、すごく親しげで元気な声。
「どなたか存じ上げません」も「どなたか思い出せないのですが」もはばかられるほどのフレンドリー全開な笑みにタジタジ。
距離が縮まっても相手の笑みは一瞬たりともゆるぎません。
どうやら完全に私が相手を忘れてしまっているようです。あれほど親密な笑顔を見せるほど何かの交流をしたはずなのに!
(会話の距離になる前に思い出せ!!💦)と焦るものの、思い出しようもなく…
ぎこちなく会釈を返すと…
満面の笑みで「お久しぶりです! 〇〇屋のご主人さんですよね!」
違います。
あるお食事屋さんのご主人さんにソックリだったんだそうです。
飲食店やったことありませんから。
店名も所在地も聞きましたが、結局行ってみてはいません。
その私のソックリさんはどんな方なのか今でも興味はあるのですが…
あれからもう十何年も過ぎています。きっとそれぞれに違う方向へ変容していることでしょう。それを確認してみるのも面白かったりして。
長く会わない昔の友人知人に会うようなことがあった場合でも、お互い良い歳の取り方していたいものです。
いつか「こんな歳の取り方をしたいな」と思える見本になるような方を探してみようかな。
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